わげんせ 東京都
創刊時、小誌は100%広告収入に頼るフリーペーパーでした。しかし、とあるジレンマにより行き詰まり、配布ルートを限定することで、その悩みを解消しました。現在、弊会は小誌のコンセプトや内容に賛同し協賛金の申し出があった寺院に小誌を差し上げています。寺院はそれを檀家や参拝者に無料で配布するのです。
そもそも読者に日本伝統仏教の素晴らしさを伝えるため、お寺へ行けば無料で手に取れる雑誌を目指し創刊したにも関わらず、広告出稿の申し込みは納骨堂や霊園ばかり。広告が集まれば駅等にも置けて、多くの方に読んでいただけます。しかしそれでは霊園を持つお寺は小誌を配ることができません。それが前述のジレンマでした。そこで「小誌の使命は何か」に立ち返り、寺院からも協賛していただくことにしたのです。発行部数は創刊時より減少しましたが、制作面、資金面において充足感が増した運営ができるようになりました。
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