BLUE+GREEN JOURNAL 東京都
東京都の最西端に位置する奥多摩町。面積の94%を森林が占めるこの町には、誰もが知る“東京”の姿は、ありません。本誌は、そんな“東京であり、東京でない”この町の、豊かな風景や物語を独自の視点から切り取った、自治体発行のタブロイドです。毎号1つのテーマをとことん掘り下げる、地域密着型の特集スタイルを貫き、07号では「鹿」を特集。気高く美しい姿の鹿は、魅力的な野生動物である一方、近年では、個体数が増え、畑や森を荒らす“害獣”として社会問題になりつつもあります。本特集では、専門家へのインタビューやフィールドワークなどを通して、鹿を取り巻く町の現状についてグラフィカルに紹介。自然豊かなこの町だからこそ目指すべき「鹿と共存する未来」について問題提起をしています。
また、視覚や手触りなどでも読み手を愉しませる工夫を凝らすのが本誌のこだわりの1つ。B4版の紙面を大胆に活かしながら、美しく夢のあるビジュアルを前面に押し出し、読まずとも視覚から何かを感じ取れる誌面を目指しています。
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