かみかつ時間

徳島県

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人口1400人の四国でいちばん小さな町、上勝町。徳島県の山間部にあり、高齢化率は53％以上になります。とはいえ料理のつまものであるモミジなどの葉っぱを出荷する「いろどり」をはじめ、お年寄りが元気な町として知られています。また全国で初めて自治体として「ゼロ・ウェイスト」宣言し、町民自ら家庭ごみの分別や運搬を行い、リサイクル率は80％を達成。そんな上勝町の魅力を、お年寄りがよく使う方言「しわしわ、ことこと」（ゆっくり、丁寧にという意味合い）、そしてそんな暮らしから自然と生まれる「遊びごごろ」をキャッチフレーズに創刊したのが『かみかつ時間』です。楽しい発想を持った町の人や土地や文化に焦点を当て、上勝案内（また土産話）となるように編集しています。６号からは同町にゆかりのある８名の方たちにそれぞれの時間を紡いでもらい、冊子全体が山里からの一つのメッセージとなるように心掛けています。

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