
JP01特別号ゼロワンエリア <当別町>
北海道
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札幌市に隣接し、米や花など農業を基幹産業とする当別町は、北海道土産で知られるロイズチョコレートの工場や、スウェーデンとの交流施設、北欧の風 道の駅とうべつが主な観光施設である。農業と欧州文化。一見何の関連性もないように思える両者は、この地を開拓した仙台藩一門という点で深くつながっていた。伊達政宗の命により、1613年に仙台藩家臣がヨーロッパを目指し出航、メキシコを経由して、1614年にスペイン、1615年にローマに渡っていたのだ。時代を経て、戊辰戦争に敗れた仙台藩の岩出山伊達家当主が、1871(明治4)年に当別へ入植する。そんな伊達家の名残と欧州文化が融合するまちが、当別町である。これから新たに歴史の魅力を観光に活かす当別町にご期待いただきたい。
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