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内閣府地方創生推進事務局長賞

自治体部門

内閣府地方創生推進事務局長賞(自治体部門)

とさちょうものがたり ZINE[高知県]

高知県土佐町の美しさを伝える目的で作っている雑誌です。風景・暮らし・人々の美しさ、長い歴史の中で積み上げられた環境のこと。 自治体発行の印刷物といえば美味しいお店・泊まる宿・観光名所などの情報発信が主ですが、そういったいわゆる「情報」は世に溢れお腹いっぱいではないでしょうか? 「とさちょうものがたり」は、そういった「情報」より深い層にある「美しさ」などの感覚を伝える媒体として制作しています。 Yahoo! ニュース 「これ以上、情報はいらない。町の広報誌が雇用、売上、つながりを生む起点に」https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9a52a03d8be11baa5a53610229770547eac049db

審査コメント

高知県土佐町の「とさちょうものがたり ZINE」は、絵本というオリジナリティ溢れる形で伝えている媒体です。 町の魅力を「美しさ」と捉え、地域の魅力を様々な世代に分かりやすく、地域内外に向けて発信をされています。土佐町の四季の移ろいを原風景や昔と今の光景の写真を用いて描いており、絵本ならではの温かみのある文章表現で、明瞭かつ簡潔に表現されていました。 また、ジビエや林業を営む方々を取り上げており、地元住民のシビックプライドを醸成しております。そういった点については、地方創生の実現に向けて極めて重要かつ意義深いものと認められるということで、内閣府地方創生推進事務局長賞とさせていただきました。 全国各地において、地域の魅力を活かした持続的なまちづくりや地域活性化に向けた取組を進めるに当たり、その地域に住み続けたい、訪れたいと思わせる情報発信を通じて、今後も、地域密着型メディアが地方創生の重要な役割を担うことを期待しています。(内閣府 評)

受賞の喜びの声

優秀賞

"ちょうどいい" かんじ 三条で暮らす。[新潟県]

優秀賞

#ニイハマ[愛媛県]

首都圏に住む子育て世代をメインターゲットに、新居浜への移住のイメージが伝わる媒体。 シティプロモーション冊子は多くの自治体が制作しているが、地元企業が制作しているものが少ないのが現状。地元に縁のない企業が、地域の表面的な部分だけを切り取った内容は、市民目線からかけ離れていると感じます。 制作担当の(株)ハートネットワークは、地域に一番身近なメディアのケーブルテレビ局。地元で地域フリーペーパーを発行する(株)ホージャクリエイトとタッグを組み、地元だからこそ出来る取材力で制作、全国的にも珍しい高校生の部活紹介、市出身者へのインタビューなど、ローカルなネタをグローバルに発信することを心がけました。 直接的な移住者増加だけではなく、多くの方に『#ニイハマ』を通して『新居浜市』を知ってもらい、関係人口や交流人口の増加、市民のシビックプライドの醸成と、地域内外に様々な波及効果を与えました。

優秀賞

meets!まつら vol.19[長崎県]

日本最大の国難・元寇(蒙古襲来)をメインテーマに文永の役(1274年)から750年となる2024年にむけて、命を賭して戦った鎌倉武士たちの所縁の自治体と「元寇所縁のネットワーク」を発足した取り組みを紹介(松浦党折り紙で表現)。鎌倉武士が一丸となって日本を守る姿をロックとして鎌倉武士の揺るがぬ思いを表しました。音楽のロックともかけており、世界的トラックメイカー「食品まつりakaFOODMAN」に遺物調査時の音源を活用したオリジナルトラックの作成してもらいました。 松浦市鷹島「鷹島神崎遺跡」での「ビーチコーミング」「シュノーケリングツアー」13世紀の歴史遺物を探すツアーの紹介。 もちろん、巻末にはアジフライの聖地連携店マップもあります。