MIE(Magazine In Education)部門
学生が制作している情報誌で、地域密着の情報のクオリティが高い媒体を表彰
最優秀賞

あゆち手帖 ~あいちを知る、あゆちを感じる~[愛知県]
あゆち手帖は名古屋造形大学ソーシャル・クリエーションゼミの3年生6名が「愛知県の懐かしさを感じさせてくれるもの」をテーマに編集、発行を行っています。 「あゆち」の名称は、むかし名古屋市南区から熱田区辺りにあった入り海「あゆちがた」に由来し「あいち」は「あゆち」が転じた地名だと言われています。 愛知県の今昔を知って、感じるがこの本のコンセプトです。第2号の特集は喫茶店、常滑焼、名古屋駅。同世代の若い世代をターゲットに周辺地域の歴史や文化を魅力的に発信しています。
優秀賞
[順不同]

link.[香川県]
一番の魅力は学生が手がける、学生視点のフリーペーパーであること。高松市北浜町という小さな港町に集まった、たくさんの魅力を自分たちの見え方とことばで伝えていくことを目指している。お店に取材をし、多くの写真を撮って回ることで愛着を深め、新たな発見や情報を文字に起こす。あえて砕けた文章にすることで親しみやすく、記憶に残りやすいものに仕上げている。また自分たちが気に入った写真を豊富に掲載することで視覚的にもイメージしやすくしている。内容については、それぞれのお店のおすすめ商品や好きな過ごし方を紹介するだけでなく、お店に携わる方々のパーソナルな話題や我々メンバーの対話などを織り交ぜることで、より深く北浜町に魅了されてほしいという気持ちを込めている。限られたスペースで、自分たちが本当に伝えたいことだけを効果的に発信し、情報の品質を高めている。
優秀賞
[順不同]

Run Magazine[東京都]
Runは2022年3月に設立されたインカレ出版サークルです。 私たちは、受験に悩んでいる高校生や、やりたいことが見つからず苦しんでいる大学生に対して、大学生の「今」を伝えることで、 「こんな大学生もいるんだ!」 「自分もやってみようかな!」 と次の一歩を踏み出す勇気になるような『行動のきっかけ』を創りたいと思い、日々制作に励んでおります。 インターネットではなく、紙媒体にこだわる理由として、『熱量』があります。 付箋をたくさん貼ったり、マーカーで線を引っ張って何度も見返したり、、と愛着の持ってもらえるようなものを創りたいと思っています。 web媒体ではなく、紙だからこそ伝わるものがあると信じています。
優秀賞
[順不同]

nice![鹿児島県]
今号は、「鹿児島大学生の自由研究」をテーマにした内容となっております。鹿児島大学生ならではの自由研究を、各ページ違った視点から表現しました。この紙媒体はB6で、手に取って持ち運びやすいサイズとなっており、手軽に見ることができます。さらに、無料なので鹿大生や地域の人に幅広く見てもらえます。また、現役の鹿児島大学生が制作&発行まで全てを行っています。その立場ならではのコンテンツを作成することができるのが、このフリーペーパーの魅力の1つであると考えます。団体としては、デザイン部だけでなく、編集部や他の部門のメンバーも関わり、一丸となって進めるプロジェクトです。デザインや編集が初めてのメンバーも制作に携わり、メンバー同士の絆が深まり自分自身も成長するきっかけとなる作品です。
審査コメント
愛知(あいち)は名古屋市南区から熱田区辺りにあった入り海「あゆちがた」の「あゆち」に由来していると言われている。愛知県の今昔を知って、感じるをコンセプトにして名古屋造形大学ソーシャル・クリエーションゼミの3年生6名が編集、発行。
今年度から本アワードに新設された大学生が発行する媒体を対象としたこの部門は「何を情報発信するのか」を評価の重要項目とした。
特集の喫茶店、常滑焼、名古屋駅は、ノスタルチックなイメージで統一され、お店の紹介や駅の紹介は若い感性ならではの切り口で面白い。この部門において、企画、表現力ともに1番面白かった。QR コードの使い方も秀逸でサイトも充実している。紹介した料理や商品に金額の無い点や、ページ表記がない点を次号から修正して、益々充実したクリエイティブな媒体としての成長に期待する。
受賞の喜びの声
この度はMIE部門(学生部門)にて、最優秀賞を頂けて本当に嬉しいです。
今回受賞した「あゆち手帖」は愛知県の「懐かしさを感じさせてくれるもの」をテーマに愛知県の魅力や文化をお届けするフリーペーパーです。
編集部が実際に歩き、取材して感じ取ったもの。特に私たち学生ならではの視点を大事にしていたので、そこを評価して頂けて嬉しい限りです。審査委員の皆様方、関係者の皆様方、このような素晴らしい賞を頂き、本当にありがとうございます。
また、この賞は私達学生だけの力ではなく、これまで自分を指導して育ててくださった先生や、取材に協力してくださった方達のお力添えがあってこその賞だと思っております。
これからも感謝を忘れずに、更にいいフリーペーパーを制作していきたいです。今回はありがとうございました。