企業誌部門
企業誌部門 最優秀賞
Cho-co-tto(ちょこっと)[北海道]
『ちょこっと』は「北海道のもっとおいしい食卓を提案」をコンセプトに、旬の食材や生産者のストーリーを通して「人」と「風景」を身近に感じられる広報誌です。子育て・食育・健康・環境配慮など、暮らしに寄り添った情報も充実。誌面の印象を決める表紙は、アートディレクターの遊び心あふれるデザインで毎号個性的に仕上げられており、読者投票でも多くの支持を集めています。さらに、毎月63万部発行、Instagram11万人フォロワーと、北海道ブランドを発信しています。今後は「ちょこっとサイト」を開設し、生産者応援のEC機能を備え、紙とデジタルの連携によって、組合員の暮らしに寄り添い地域と共に成長するメディアへと進化させていきたいと考えています。
企業誌部門 最優秀賞
けんせつ姫[全国・その他]
「けんせつ姫」は、建設現場で活躍する女性たちのリアルな姿を紹介し、建設業の“人”と“仕事”の魅力を伝える冊子。実際の現場で働く女性たちのインタビューや笑顔あふれる写真を通して、「この仕事ってかっこいい」「自分にもできるかもしれない」と読者が自然に共感し、前向きな気持ちになれる内容が詰まっています。登場するのは技術者や技能者など、建設現場で輝く女性たち。彼女たちの等身大の言葉や仕事の様子が、建設業に対するイメージをポジティブに変えてくれます。さらに、全国各地の建設系学校の女子学生にもスポットを当て、建設業に憧れ夢を追う姿を「未来のけんせつ姫」として紹介。“今”を支える大人の女性と、“未来”を担う学生たち。その両方を取り上げ、建設業の多様な魅力と社会的意義を描き出します。社会を支える誇りや役立つ実感が得られる、建設業界の“今”と“未来”をつなぐ一冊です。
審査コメント
最優秀賞受賞、誠におめでとうございます。 『けんせつ姫』は、建設業界で活躍する女性たちの姿を力強く描き、従来の業界イメージを刷新した点が高く評価されました。2018年の創刊以来、現場で生き生きと働く女性を丁寧に取材し、“建設業界で働くことの誇り”を読者に真っ直ぐに届けています。 特に、全国各地で建設業への就職を目指す女子高校生に「なぜ建設業なのか?」とインタビューを行い、若い世代の率直な声をすくい上げている点は、将来の建設人材を育成するうえで大きな意義を持つ取り組みです。 危険・汚いなど従来の固定観念を払拭し、女性が建設業でキャリアを築く新しいロールモデルを提示した本誌の価値は、企業誌の枠を超え、社会的な意義を持つものです。地方の現場から日本の産業課題の解決に挑む姿勢を高く評価しました。
受賞の喜びの声
最優秀賞をいただき、本当にうれしく思います!これまで支えてくださった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。「けんせつ姫」は建設業の魅力を次の世代へ伝え、未来の担い手を育てたいという想いから生まれました。工業高校生の夢や悩み、現場で輝く女性の姿を紹介し、建設の仕事をより身近に感じてもらえるよう工夫しています。配布後には学校や企業の皆さまから「建設業のイメージが変わった」「授業で紹介したい」といった反響をいただき、教育と産業をつなぐきっかけにもなりました。また、国立国会図書館への寄贈に加え、千葉県の建設業魅力発信推進事業としても活用され、県内の中学1年生・高校1年生、約11万人に配付されています。学生からは「建設業に興味がわいた」という声も届き、活動の手応えを感じています。この一冊から未来の担い手が生まれると信じ、建設業の魅力がより多くの方に届くよう、これからも活動を続けていきます。
優秀賞
Bspoken スーツオヤジ図鑑[富山県]
一言で言えば「紙の良さ」です。読者層の世代を超越したかったのと、読み返しによる理解度と記憶の定着、フリーペーパなのでどこでどのように配るかによってセグメントに沿ったターゲット層を絞りやすい点もいいのではと考えました。「捨てられないフリーペーパー」を意識して、紙質にもこだわりました。
優秀賞
北陸ジェネレーション[石川県]
『北陸ジェネレーション』は、北陸地方の各産業(農林水産業、伝統工芸、地場産業など)で活躍する人々、他地域からの移住者やUターン者に焦点を当て、北陸地方を動かし、次世代を担う『北陸ジェネレーター』をインタビュー形式で紹介しています。北陸地方の特色ある文化、歴史、伝統に立脚し、「その土地(=北陸地方)で暮らすこと」を探求するフリーペーパーです。また、『北陸ジェネレーション』は、産地・産業の活性化による定住人口の維持・移住の促進に寄与するとともに、地域と関わりを持つ関係人口の増加を担うことで、地域創生に貢献していきます。 第6号のテーマは「道を継ぐ人、拓く人」。富山県・石川県(能登地方)・福井県で活躍する仕掛け人を軸としたエリア特集や、能登半島地震で被災した地域の人たちの復興への取り組みを、多様な切り口でご紹介しています。


審査コメント
最優秀賞受賞、誠におめでとうございます。 『ちょこっと』は、2012年の創刊以来、年間63万部という発行部数を誇り、食と暮らしを支える地域密着型の情報誌として高い評価を得ています。本誌の特筆すべきところは、生産・流通・食卓まで“食の物語”を一貫して描き出し、地域の食文化を多角的に紹介している点です。 さらに、リアル媒体としての強さに加え、Instagramでも11万人以上のフォロワーを獲得するなど、デジタル発信においても成功しています。 紙とSNSを組み合わせ、地域の魅力を多層的に伝えているこの編集姿勢は、まさに新しい時代の“企業誌のモデル”として高く評価されました。 地域の食と暮らしを丁寧に可視化し、世代を超えて愛される媒体です。今後の更なる活躍に期待しています。
受賞の喜びの声
このたびは、すばらしい賞をいただき大変うれしく光栄に思っております。 Cho-co-tto(ちょこっと)は、「北海道のおいしいを育てよう」をコンセプトに生まれたコープさっぽろの広報誌です。料理をする人を増やし、北海道の食のファンを増やすため、北海道の旬の食材をいろいろな角度からご紹介しています。 読者である組合員さんにとって、日々の食卓やくらしを“ちょこっと”でも豊かにできるような、そんな冊子を目指して制作しています。 ちょこっとを通じて、組合員さんや生産者さんの思いをつなげながら、今回いただいた賞を励みにこれからも北海道の“おいしい”を育てていきたいと思います。 制作スタッフの皆さん、取材にご協力くださった方々、そして毎号楽しみにしてくださる組合員の皆さん—この冊子に関わるすべての方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。