ライフスタイル部門
趣味や地域特有の生活環境を大事にしながら、その地域に根ざして暮らす人々への有益な情報発信のクオリティが高い媒体を表彰
最優秀賞

35MAGAZINE[北海道]
照れずに、愛を語ろうと思う。 みんながみんな、好きじゃないのかもしれない。 偏った趣味なのかもしれない。 でも、大きな声で「好きだ」と言わずにはいられないことが、 自分たちの北海道にはあふれている。 だから、ここで暮らすことに、 こんなにも喜びを感じるんじゃないだろうか。 そんないびつな「愛」の数々を丁寧に集めて、 形にしようと思いました。 そうこれは私たち作り手の自己紹介であり、 ラブレターでもある。 悩みに悩んで選びぬいた35のヒト・モノ・コト。 たった一人だって、いい。 強く共感してくれる人がいると信じて、 今、この一冊を送り出します
優秀賞
[順不同]

ベルメール-bellmail-[京都府]
数あるブランド産品の中で、全国でも知名度№1を誇る『京野菜』を含む京都府内産農畜産物を毎号特集する「ベルメール」は、JAグループ京都が府内産農畜産物の魅力を伝え、消費拡大を図るため発行しており、全国のJAでも珍しいフリーペーパー方式の冊子です。旬を食ベルのベル、知識を溜メルのメルが「ベルメール」の由来になっており、その名の通りこの1冊で特集農畜産物の歴史に始まり豆知識、美味しい見分け方、栄養、食べ方などを写真やイラストを多用し、わかりやすく視覚的に紹介しています。街で見かけた際に手に取っていただくために、『気になる』を刺激するような表紙、コンパクトな誌面サイズ(A5)で電車の中や忙しい合間の休憩時間などにも読んでいただける手軽さ、簡単で試してみたくなるレシピ紹介、何度も読み返したくなる知識等、こだわりがぎゅっとつまった1冊になっています。
優秀賞
[順不同]

浦安に住みたい![千葉県]
2003年に浦安の地域・不動産情報誌として創刊した、フリーペーパー「浦安に住みたい!」。 以来、グルメ情報や新しくオープンしたお店など、浦安のみなさまにとって役立つ・楽しい情報を発信しています。 発行は年6回、奇数月の第一金曜日。
優秀賞
[順不同]

出羽庄内地域文化情報誌 Cradle[山形県]
「出羽庄内の魅力を地域内外に発信する」をコンセプトに創刊しこの9月号で11周年を迎えました。出羽庄内の特に文化を発信することにこだわり、特集は毎号10~12ページで丁寧に取材し掲載しています。9月号では「清風万里の秋、禅堂を訪ねて」と題し、禅に触れ、親しむことを紹介しました。庄内には曹洞宗のお寺が多く禅の魅力的な取り組みが行われています。コロナ禍の中で、読者が心の落ち着きを求めているのではと企画しました。こうした長い年月を経て地域に醸成された文化は地域の大きな価値資源です。この価値資源を地域に住む人が良く知ること、そして地域に誇りを抱き、地域を楽しむこと、またその魅力を地域外にも発信して広く知り訪れてもらうことが、地域に元気を与え地方の創生をもたらすと考えます。高校生などが取材する連載もあり地域の高校2年生に全員配布しています。地域の魅力を良く知ることにより地元定着につながればと思います。
優秀賞
[順不同]

babyco[東京都]
全国の子育てママ・パパを応援する情報メディアとして、2007年に創刊した「フリーマガジン babyco(べビコ)」は各地のイオン、及びイオン運営のマタニティ・ベビー用品売り場 キッズリパブリック(約220店舗)と、提携の産婦人科や保健所・母親学級等(約1700ヵ所)にて、毎号22万部を配布。WEB版「オンラインbabyco」では、会員約12万人の子育てファミリーを対象に、幅広い無料サービスを提供することで、子育てママ・パパをサポートしています。 『親育 子育 ゆるまじめ』をコンセプトに、社会や時代のプレッシャーに押しつぶされることがないよう、「ゆる~く、でもまじめに」育児情報を吸収できる環境を提供すると共に、行政で捉えきれないママ・パパ達のリアルな戸惑い・悩みをくみ取り、社会・地域全体でその課題に向き合う展開を目指しています。
審査コメント
編集部が悩みに悩んで選び抜いたとういうヒト・モノ・コトを紹介。編集部の強い思い入れで、その世界観が展開される誌面作りがなされているだけに、なぜこの35を選んだのか?編集者は選ぶにあたりどこに悩んだのか?等が読者にも伝わるように表現されれば更に共感を呼ぶと思われる。ジンギスカン鍋の特集は、写真・レイアウト共にインパクトが強く印象に残る仕上がりで、北海道を代表するグルメの"ジンギスカン料理"紹介の切り口として素晴らしい。
受賞の喜びの声
この度は、「ライフスタイル部門」最優秀賞を頂き、喜びと感謝の気持ちで一杯です。35MAGAZINEは、北海道で暮らす私たちが地元愛を伝えるライフスタイルマガジンとして、2019年9月に発刊しました。年1回1万部を発刊しています。 制作会社の35designは、モノづくりを生業にしている地場工務店から生まれました。私たちは、北海道の木材、建材、食材を使い、人・モノ・コトを通して地域に貢献しながら成長していきたいという想いで、暮らしに関わる仕事をしています。日々業務の中で北海道には沢山の魅力がある。その中で地元民にとって当たり前で気づけない魅力を、あえて紙面にして、愛すべき北海道を絶賛してみました。地元の人が「やっぱり北海道いいよね・・・」そうなってくれる事を願って。地元を豊かにする仕事の一つで始まったこの35MAGAZINEが全国に認められた気持ちでとても嬉しいです。次回も偏った、愛すべき北海道をローカルヒーローを通して表現していきたいと思います。