タブロイド部門
地域密着のご当地コンテンツを中心に、その地域で暮らす人々への有益な情報に関して、企画の切り口や写真、コピーライティング、デザインの表現力に優れているタブロイド型の媒体を表彰
最優秀賞

せとうちアート通信[兵庫県]
瀬戸内地域には、魅力ある美術館や博物館が数多く存在しています。瀬戸内企業である当社は、メセナ活動の一環として、美術館や博物館など文化芸術施設をネットワーク化し、瀬戸内地域の交流促進と活性化、こどもの美術鑑賞教育の普及を図ること等を目的に平成20年10月に「せとうち美術館ネットワーク」を発足しました(2022年8月1日現在81施設で構成)。「せとうちアート通信」は、ネットワークに加盟されている美術館や博物館の展覧会情報をまとめ、モデルコースの紹介などを行うことで、瀬戸内地域にある美術館や博物館に足を運んで巡っていただくときに役立つフリーペーパーを目指し創刊しました。これを持って瀬戸内の美術館や博物館にぜひお出かけください。
優秀賞
[順不同]

南山梨HuMaN[山梨県]
南山梨で暮らす、編集長クシダユリです。南山梨は「ド」がつくような田舎で、だからこそ残ってきたモノ、ここにしかない景色があり、人口が少ないからこそ、人が粒立ち、独特の人情味ある雰囲気が醸し出されています。私はそんな空気感に一目惚れして、2015年に移住したのですが、第一印象の衝撃といったら大きく、「絶対ここはおもしろい!」と直感した通り、地域独自の文化や伝統、歴史や知恵など、知れば知るほどに、ここには奥深い世界が広がっているのを知りました。ただ、わかりやすい形で発信されることが少ないために、「何もない」と見なされがちで…。それはとてももったいないことです。そこで、南山梨の魅力やおもしろいことを独自に掘り出し、一つのわかりやすい形として発信を試みているのが、「HuMaN」。南山梨に愛着を感じてくれる人が、全国で増えるのを願います。
優秀賞
[順不同]

The Weekly Press Net[広島県]
今号は「ご当地グルメ〇〇が熱い!」と題した特集。「流行り始めた」「自治体がブランド化に力を入れ始めた」など、新鮮な情報をお届けしています。 特集は、掲載テーマを「道の駅」「ジビエ」「生産者」「自動販売機」「地産地消」に分けて掲載。作り手の思いから、新しい販売方法、行政も注目する地元グルメなど幅広く扱っています。 各ページでは、それぞれの内容に合わせて二次元コードを掲載。地図を含む店舗情報など紙面上では伝えきれなかった情報、実食動画といった紙面上とは違う切り口の紹介などを、弊社が運営する地元密着のWEBサイト「東広島デジタル」上で見ていただけるよう工夫しています。加えて、地元ラジオ局のFM東広島とコラボし、紙面上で紹介した店舗関係者、生産者にラジオ出演してもらい、当事者の声で情報を届ける仕組みも作っています。 地元産品に興味と誇りを持ってもらい、「絶対食べる!」と読者の行動を促すための特集号です。
審査コメント
タブロイド版と言う強みを最大限生かして様々なポスターを並べたインパクトのある表紙、見開きページの使い方を高く評価した。このエリアにどんな美術館があるのか、パッと見ることができる一覧性は読者にとってこの媒体の利用価値は高い。保存していつかは行ってみたいという動機づけにもなることだろう。ドライブを楽しむ読者の為に、マップ上に移動に関する際の所要時間情報が提供されていれば、より参考になると思われる。
受賞の喜びの声
この度は名誉ある賞に選出をいただきましてありがとうございます。 そして「せとうちアート通信」制作にご協力をいただいている美術館関係者の皆さまを始めとする関係各位に深く感謝申し上げます。 瀬戸内地域には、魅力ある美術館や博物館が数多く存在しています。「せとうちアート通信」は、瀬戸内地域の美術館や博物館の展覧会情報をまとめ、モデルコースの紹介などを行うことで、瀬戸内地域にある美術館や博物館に足を運んで巡っていただくときに役立つフリーペーパーを目指し創刊しました。美術館・博物館の皆様がこだわって作成されているチラシやポスターを大きく配置し、見て楽しく、一目で何をやっているかわかりやすいデザインに仕上げています。瀬戸内地域は様々なアートの催し物が行われておりますが、せとうちアート通信がその盛り上がりの一助になればと考えております。せとうちアート通信編集部一同、皆さまの瀬戸内へのご来訪を心よりお待ちしております。(せとうちアート通信 編集長 佐藤高通)