2017観光部門 最優秀賞・優秀賞

D-PRESS (秋田県/無料)


秋田県県南に密着したフリーペーパー。発刊13年目。観光からグルメまで、多彩でタイムリーな情報を網羅して掲載。美しく・読みやすい誌面作りを目指しています。クーポン掲載で、読者と広告主に有益な情報誌です。モリサワ様の多言語対応電子配信ツールMCCatalog+と、専用ビューアアプリCatalogPocketを活用し、多言語での情報も発信中!
審査コメント
地元である角館の有名なお祭りを丁寧に取材し、紹介している特集が評価されての受賞。特に祭りで使われる纏(まとい)をすべて表紙で紹介したデザインは奇抜で、ワクワクした気分でページを開かせてくれる。地元用にと別表紙も用意されているが、デザインの面白さから見ると纏だけの表紙でよかったのでないかという審査委員の意見が多く聞かれた。 他のコンテンツに関しては、写真、レイアウト等特集に見劣りしないように努力をし、雑誌の質を上げられることを期待したい。
受賞の喜びの声
D-PRESSは「地元密着型フリーペーパー」として13年前に創刊しました。地元の観光・イベントやグルメなど、多彩な情報をタイムリーにご提供し、読者様・クライアント様のニーズに応えられる誌面作りを目指して参りました。このたびのアワードでは、観光部門の最優秀賞を受賞させていただき、編集部一同、これまでの努力が実を結んだような思いに到り、大変うれしく感激しております。
エントリーした誌面は、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された秋田県仙北市角館町の国指定重要無形民俗文化財「角館祭りのやま行事(角館のお祭り)」をあらゆる角度から総力取材した特集でしたが、観光客はもとより地元の方からも「なるほど!」「知らなかった!」という声をいただきました。特に祭りに参加する丁内の半纏を羅列した表紙デザインが目を引いたことで、高ピックアップ率となりました。
人口減少・高齢化等々、ネガティブなイメージが先行しがちな秋田県ですが、祭りをはじめとする観光資源に満ち溢れた魅力あるエリアでもあります。この地の発展に寄与するメディアとしての自覚と誇りを持ち、この地に住まう人・訪れる人に必要とされ喜ばれる情報発信と誌面クオリティのブラッシュアップに今後も努めて参ります。(D-PRESS 制作スタッフ代表 佐々木俊子)

みほその細道 (沖縄県/無料)


沖縄県うるま市の石川エリアは、かつて栄えていた商店街。以前ほどの勢いはないかもしれませんが、現在の沖縄県の賑やかな観光地とは違った「地元らしさ」が根強く残っている店や、新しい店舗や文化も芽生えてきています。そこで「沖縄のローカルを楽しんで!」というコンセプトのもと、うるま市商工会を中心に「みほその細道」というフリーペーパーを制作しました。地域の個性的な店舗を紹介。カッコつけたりせずに、ありのままに魅力を伝える冊子。紹介した店舗の道順をわかりやすく伝えるためgooglemapに専用マップを制作。店舗の場所をマッピングしたほか、店舗の画像や紹介文もgooglemap上で掲載。沖縄に訪れる観光客が手に取れるよう、うるま市内や恩納村のホテルや、観光スポットに配布しました。
ミスモ箱根 (神奈川県/無料)


箱根の活性化とイメージアップを目的としたフリーマガジンとして、2007年に創刊。今年で10周年を迎えました。毎号異なった視点で旅のスタイルを提案し、多くの読者に親しまれています。スタイリッシュで高級感のある誌面には、箱根の温泉や食、美術館など、手に取った時からすぐに役に立つ情報を満載。「そうだ、箱根に行こう!」というアクションのきっかけをつくります。巻頭特集では、「避暑地、強羅」「招福の旅」など、独自の切り口と取材、撮り下ろしの写真で、新たな箱根の魅力や楽しみ方を紹介。箱根で活躍されている方のインタビューや、名宿特集、エリア特集、ニューオープン情報なども。箱根エリアの観光施設や店舗、小田急線主要駅、サービスエリアなどに設置配布。クロスワードパズルや豪華な読者プレゼントなども盛り込み、満足度の高い一冊になっています。【A4判オールカラー56ページ前後/年4回、各100,000部発行】
やまなしめぐり (山梨県/無料)


山梨の観光名所、名店、逸品等を紹介する観光情報誌です。2013年の創刊以来、年々発行部数を増やし、現在は年5回10万部を発行しています。山梨県周辺の高速道路のSA・PAや、県内500箇所以上に設置しています。山梨のいいところを発信したい!地域を元気にしたい!という熱い想いで、山梨県出身・在住のスタッフが山梨の魅力ある情報を1つ1つ発掘しています。「本当にタダでもらっていいの?」と言われるほど充実の情報量、女性目線の可愛いデザインで、読むとワクワクする!行きたくなる!と、多くの読者にご愛読いただいているフリーペーパーです。
みちくさ (宮崎県/無料)


フリーペーパー「みちくさ」は、「暮らしのなかに旅がある」というエコツーリズムを推進する創刊当初から変わらぬコンセプトで、南九州の地域の旬の情報を中心に、年間8〜9回、毎号10万部を発行する地域交流誌です。フリーペーパーは配布がいのちです。みちくさは、「配布のエキスパート」として、1部が最大限に活きるように、配布の仕方や方法、コンテンツの充実に創意工夫を重ねています。九州全域の旅が好きな人々や団体の幹事さんに、ダイレクトに情報が届くように、南・中九州および四国、関西(神戸)各所の店や宿泊施設、交流施設など、旅の交流拠点となる場所、約8,500ヶ所への配布、同地域の日本経済新聞、読売新聞の折り込みを行っています。また、「みちくさ倶楽部会員」や「みちくさMカード会員」など、総計6,000人以上の観光やツーリズム情報に興味を持ち、具体的に活動し得る会員を有し、「みちくさ大使」として情報発信にご協力いただきながら、深く愛され、発展してきました。観光情報誌ではなく、地元の人でも知らないような地域の宝を発信する地域づくりの応援誌面です。南九州からはじまった情報の交流の輪は、今では、北部九州や海上交通とともに海を越えて、四国、関西へと広がっています。