新創刊部門 最優秀賞・優秀賞

ミニョン (東京都/無料)


練馬区の女性に贈る、生活情報誌。練馬区内のイベント紹介をはじめ、レシピや手作りコーナー、ファッション、グルメ、カルチャー、子育てコラムなど女性が好むコンテンツを展開。捨てられないフリーペーパーを目指し、紙質・デザイン・写真にこだわった紙面づくりをしている。実際に練馬区で活躍する女性と一緒にコンテンツを作っている。”ミニョン”とはフランス語で可愛らしいやミニマムといういうニュアンスの意味。フランスの田舎のようなおしゃれでスタイルのある暮らしが、パン屋さんと緑が多い練馬区のイメージに近いことからフランス語で名付けた。練馬区で育ち、子育てをする母一人で立ち上げた。フリーペーパーを通して練馬区で暮らす女性、同じ母として頑張っている女性を応援する。地域の子供・女性の支援をはじめ、これからも練馬区を盛り上げようとする女性と共に紙面づくりを行っていく。
審査コメント
創刊したばかりの媒体は、ともするとコンセプトやデザインに迷いがあり、安定感がないものが多いが、「ミニョン」は練馬のコミュニティ雑誌としてコンセプトがしっかりしており、読み手のターゲッツトも明快である。地元を愛する女性目線でのパン屋紹介などのコンテンツも魅力的であり、持って帰りたいと思わせる可愛い雑誌に仕上がっている。
誌面に付いているQRコードから Facebookへ誘導する仕組みも評価できる。ただ、表紙の女性の説明がなく、モデルなのか、編集スタッフなのか誰だろう?と思わせていう点が残念。
受賞の喜びの声
この度は、大変名誉ある賞をいただき誠にありがとうございます。
練馬区の女性達のためのフリーペーパー発行は、一人でやるにはとても大きな目標でしたが、クラウドファウンティングで支援を集め、沢山の方の応援と支援をいただきここまでこれました。このような賞をいただけたのは、賛同いただき、紙面作りに協力していただいた方々、支えてくれた家族、手助けをしてくれた方々のおかげだと思っています。
また日本タウン誌フリーペーパー大賞を通して自然豊かな練馬区を日本中にアピールすることができ、大変嬉しいです。
これからは、子供達の夢を応援したり、子育てをする女性や働く女性の課題を解決する手助けができるような意味のある雑誌にしていきたいと思っております。
練馬区の皆様に興味を持っていただけるような企画や役に立つ情報を発信し続けていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。 (ミニョン編集長 中崎りり)

木更津自身 (千葉県/無料)


文化的側面から木更津市をおしゃれに盛り上げ、地域活性化、知名度向上、文化的貢献を目的とし発足した木更津文化推進委員会が発行するフリーペーパー「木更津自身」。創刊号は、木更津市長との対談や木更津在住の人々のインタビュー、アートイベントレポート、木更津のスイーツ紹介など木更津の魅力満載でお届けします。
ピースなじかん (埼玉県/無料)


『ピースなじかん』は、「家族と子どもと楽しむ」をテーマに、「モノ・コト・トコロ・ヒト」×埼玉県の切り口で子育てライフの楽しみ方を提案し、独自の“埼玉力”で子育て世代の知的好奇心を刺激するフリー・マガジンとして2016年秋に創刊しました。主に幼稚園、保育園、子育て支援センターなどの保育施設で配布することで、子育て世代にリーチ。オールカラー32ページの誌面は、その半分が特集や企画などの編集記事で構成し、毎回シーズナルなテーマに、埼玉県に住む子育て世代が知らなかった情報を編集部独自の視点で多角的に紹介している読みごたえのある1冊となっています。2017年夏号の巻頭特集は、夏休みに子どもと楽しめる社会見学として、スポットごとに学ぶポイントを交えて紹介。第2特集では、埼玉の暑い夏をおいしく乗りきる方法として、熊谷の「雪くま」や北本の「トマトカレー」などの埼玉グルメを紹介。家族みんなで楽しめる内容が盛りだくさんです。
シルベ! (山梨県/無料)


富士山と富士五湖に抱かれた、山梨県富士北麓(ふじほくろく)地方。この地域が秘めた輝きを伝えようと、2016年に創刊したのが「シルベ!」です。取材対象は、地域で輝く人々と、彼らが生み出すなりわいや文化。読者に新たな発見を与え、地域を見なおすきっかけを生み、持続可能な富士北麓をつくることが弊誌のねらいです。コンテンツは、人に焦点を当てた巻頭特集や、毎号異なる地域の魅力を探るエリア特集、移住者それぞれの思いを綴る「私は、北麓を選んだ。」、地域の課題に切り込む「シルベ!レポート」など。同じタイミングで東京からUターンした1987年生まれの同級生3人が中心となり、ふるさとにもう一度向き合いながら、編集・営業・配布に奔走しています。富士北麓の未来を指し示す道しるべになるために、「シルベ!」はこれからも地域を見つめ続けていきます。