2020隈研吾 特別賞

【隈研吾 特別賞】
特別審査員の隈研吾氏により審査部門のカテゴリーを超えて、優れていると評価された媒体に贈られる賞です。
  • 大賞
  • 内閣府地方創生推進事務局長賞
  • 観光庁長官賞
  • 自治体pr部門賞
  • タウン誌部門賞
  • ビジネスモデル部門賞
  • 新創刊部門賞
  • 企業誌部門賞
  • タブロイド部門賞
  • グルメ&クーポン部門
  • ライフスタイル部門
  • web部門賞
  • 動画部門
  • 読者投票部門賞(紙)
  • 読者投票部門賞(web)
  • 読者投票部門賞(動画)
  • 隈研吾特別賞


北陸ジェネレーション 石川県

『北陸ジェネレーション』は、北陸の各産業(農林水産業、伝統工芸、地場産業など)で活躍する“若手”、特に都会からの移住者やUターン者を中心に焦点をあて、北陸地方の次世代を担う『北陸ジェネレーター』を通して、作品や商品の「ていねい」だけでなく、歴史や文化を含めた産地の魅力を紹介するとともに「その土地で暮らすこと」を探求するフリーペーパーです。 『北陸ジェネレーション』では、産地・産業の活性化による定住人口の維持・移住の促進を目指し、地域創生の一助へ挑戦していきます。 第2号は富山県の「まいどはや、富山」。立山連峰に抱かれ、豊かな恵みをもたらす富山湾と、変化に富む景観をつくりだす大河が流れる雄大な自然と向き合い、智慧と工夫を重ねて真摯に生きる人たち。力強く今を生きる全ての世代の人に、そしてこれからを生きる次世代の人にも、その人らしい一歩を踏み出せるドキドキとワクワクをお届けします。

審査コメント

これまでの交流人口の増加を目的とする観光主体の取り組みから、産業・産地に焦点を当てることにより、地域にとっての最終的な目標である定住人口の維持や移住の促進に貢献するプロジェクト『北陸ジェネレーション』をスタート。その広報メディアとしての誌面では、北陸の各産業で活躍する若手、都会からの移住者やUターン者を中心とした人たちを、北陸の次世代を担う『北陸ジェネレーター』として丁寧に取材して紹介。単に紙面やWEBサイトで紹介するだけでなく、金沢市の東急スクエアのライフスタイルショップで販売する等の、地方創生への取り組みを高く評価した。


受賞の喜びの声

この度は「隈研吾 特別賞」最優秀賞という名誉ある賞を頂戴し、誠にありがとうございます。取材にご協力いただいた地元の皆さま、地元の方との繋がりを作ってくださった自治体その他の皆さま、そして取材・執筆をしてくれた共同実施者の株式会社ナヴァプラントゥデザインの皆さまに感謝申し上げます。私たちNEXCO中日本は、これまで物流や観光による交流人口の増加に対して様々な取組みを行ってまいりました。しかし地域のために私たちがもっとできることは何かと考えたとき、高速道路の広域ネットワークを活用した“定住人口の維持”・“移住の促進”に思い至りました。地域を知ってもらい、その土地のものを手に取ってもらい、実際に来てもらう。そして、その地域を好きになってもらうというプロセスの一端を私たちが担っていきます。高速道路は地域の皆様に支えられています。今度は私たちが恩返しする番です。 「北陸ジェネレーション」編集室(中日本高速道路㈱ 金沢支社)



いすむすび 千葉県

いすむすびは、グルメ紹介や観光案内ではありません。 夷隅(いすみ)地域は、海があり、山があり、気候にも恵まれた素敵なエリアです。でも、放っておいたらなくなってしまう建物や商い、先人たちの知恵と努力の蓄積があります。 このフリーペーパーは、夷隅の「いま」「むかし」のリアル(良いことも、そうではないことも)に触れることを通して、夷隅の人々が、これからどう暮らしていきたいかを考えるきっかけづくりを目的としています。 人と人、人と建物、人と商いをご縁で結びたい。 “いすむすび”という名前には、そんな思いが込められています。

たべLABO 北海道

「たべLABO」は、「食」をテーマにした道総研の研究マガジンです。 道総研は北海道の公設研究機関として、地場産業や地域の人々の生活に関わるさまざまな研究を行っています。その中でも「食」は特に重要なテーマです。 研究者と言えば、実験室で淡々と薬品を混ぜているような人たち、というイメージですが、実はそれだけではありません。 いろいろと悩み、産みの苦しみを味わいながら、 地場企業とのコラボレーションや、同僚の研究者達の協力があってゴールにたどり着くのが本当の姿。 そして背景には研究者達の「北海道の食を盛り上げたい!」という熱い思いがあります。そう、結構ドラマチックなんです。 そんな研究者達の知られざる姿を皆さまに知って頂きたい。これをきっかけに研究者達と地場企業の繋がりを生みだし、皆さまに、新しい北海道の「食」をもっとお届けしたい。 堅くて難しい道総研を、やわらかくて分かりやすい道総研に。たべLABOは研究機関らしくない研究マガジンを目指しています。

耕Life 愛知県

「人生を耕す」をテーマに、食、農、環境、暮らし、文化を取り上げています。フリーペーパーですが、読み物として楽しめる誌面構成になっており、広告出稿主も耕Lifeの誌面に合う形での掲載を希望されるため全体を通してのデザインもクオリティを高く保っています。耕Lifeに載っているということが、クライアントのイメージアップにつながるよう心がけていることもあり、広告掲載の更新率が90%以上と多くの方に支えられて発行しています。近年では行政と連動してイベント「耕LifeSDGsマルシェ」を開催したり、コロナ禍でも参加できる体験型プログラムの総合プロモーション「とよたまちさとミライ塾プラス」の企画・運営、豊田市駅前の交流拠点施設「とよしば」の施設管理しながら、オンラインでも交流できる「とよたオンライン公民館」を毎月開催したりと、複合的に読者の方と交流し、持続可能なまちづくりに邁進しています。

CLASS1 ARCHITECT 福井県

「CLASS1 ARCHITECT(クラスワン アーキテクト)」は、“建築家”や“建築物“ではなく、“建材”をメインに紹介する「建材が主役のフリーマガジン」です。本誌では1970年代生まれの著名建築家がリレー形式で登場。独自取材を行いおすすめの建材を紹介していただくことで、建材メーカーの製品に、最も信頼のおける「評価・エビデンス」を加え、読者の建築士が建材選びをする際の不安を払拭しています。優れた製品や技術があるにもかかわらずその価値を伝えきれていなかった建材メーカーにとっても、最良の訴求の場になっています。 著名建築家・メーカー・全国の一級建築士の三者を繋げる、これまでになかった建築・建材情報のプラットフォームが「CLASS1 ARCHITECT」です。これまでに、小堀哲夫氏、遠藤克彦氏、SALHAUS、SUEP.、仲建築設計スタジオ、カワグチテイ建築計画、畝森泰行氏に登場いただきました。