2015ライフスタイル部門賞 授賞媒体
地域密着のご当地コンテンツを中心に、その地域で暮らす人々への有益な情報に関して、企画の切り口や写真、コピーライティング、デザインの表現力に優れている媒体に与えられる賞です。
ハンケイ500m （京都府/無料誌）
京都の女性、「京おんな」は、こだわり屋です。既存のフリーペーパーの「雰囲気」だけでは、「京おんな」は満足しません。昔から、京都の本物を支えてきたのは職人の技。私たちは京都における「職人」というキーワードに着目し、独自の哲学やこだわりを持った人々を、現代の「職人」を定義しました。京都の狭い範囲を、あるバス停から半径５００ｍくらいに限定し、足で歩いて隅々までじっくり探索。本物志向を満足させる店には、良い「職人」がいるのです。京都市内を駆け巡り、足で集めた生粋の情報。それを「京おんな」をはじめ、読者の皆さんに提供するフリーマガジンが「ハンケイ500m」です。狭い範囲をちゃんと調査してクオリティ高い内容を誌面全体に実現させたい。だから、広告ページもすべてこの志の通り、写真と文章は撮り下ろしと書き下ろしを前提。連載コラムコンテンツとなっています。広告までが面白い！そんなフリマガ無かったでしょう！？
審査コメント
京都府内のある地点から半径500m以内の地域の情報を掲載するスタイルで、タイトルを見ただけで思わず手に取りたくなる、その企画力に審査員全員が満点の評価をつけ、ライフスタイル部門の最優秀賞を受賞です。単に地域の情報を伝えるだけではなく、そこに暮らす人々の顔をたくさん出すことで記事に温かみが出て読んでいて、ホッコリした気分になりました。京都という、観光地でありながら居住地でもある街に住む人たちのライフスタイルに焦点を当てた情報を発信できるのは、地域の人たちからの支持や、街ぐるみの協力があってのことと、編集部の頑張りに敬服いたしました。
受賞の喜びの声
このような輝かしい賞をいただき、この本に携わる全員で感動を分かち合っています。「観光都市京都」の中で、いかに「地方都市京都」の面白さを読者に伝えるか。この命題に答えるべくスタッフ一同、自分たちの足で情報を稼ぐことに特化してまいりました。ハンケイ500mの小さなサークルの中に、実はものすごい人（職人・現代の職人と呼んでいます）がいる。じっくりと内側から京都を観察し、オリジナリティあふれる多様な価値観を持つ方々に出会いながら、その尊さを噛みしめる毎日です。また、クオリティを左右する広告ページでは、単なる価格訴求ではなく、自社の強いコンセプトを伝えたいと願う広告主様とタッグを組み、読んで楽しいコラムテイストの広告ページ実現に励んでおります。買ってでも手に入れたい！そんな無料情報誌を目指し、今後も邁進していきたいと思います。
（ハンケイ500m編集長 円城新子 さま）
人生を耕すためのライフスタイルマガジン 耕Life （愛知県/無料誌）
「人生を耕す」をコンセプトに「食」「農」「暮らし」「環境」「文化」について考え、学んでいく愛知県豊田市を中心に発行しているフリーペーパーです。地元の季節を感じる農産物の特集や、市内を流れる矢作川をテーマにした特集、地域に根ざした活動をしている方を取り上げたりし、地域で暮らす方達が顔の見える関係性が築けるような取り組みをしております。自治体、JA、企業、行政などとコラボした記事、企画を組む事で、読者には広告ではなく、読み物として楽しんで頂ける構成になっているのも特徴です。JAあいち豊田とコラボして農業未経験女子が野菜の栽培〜出荷まで体験する「のらガール」やアートと人をつなげる「文芸耕」、とよたの農産物を使ったメニューを食べてスタンプラリーに参加する「とよた地産地食フェア」など魅力的な企画が満載です。年4回発行2015年秋号は48ページフルカラー15,000部発行
Wonderful Style （静岡県/無料誌）
『Wonderful Style』（ワンダフルスタイル）は、愛犬を家族の一員として大事に考える愛犬家に、上質でプレミアムな暮らしを提案していくライフスタイルマガジンです。愛犬と心地よく暮らすための、しつけ、食事、住環境といった生活情報を中心に、伊豆や浜名湖など、愛犬と一緒に旅行できる静岡県の観光情報を発信しています。月刊のフリーマガジンのほかに、WebサイトやSNS、イベントなどのメディアを運営。特に年3回開催しているイベント「DOG！フェスタ」では、地元・静岡県だけでなく東海エリアや関東エリアからも毎回数千名の愛犬家（と数千匹のワンちゃん）が来場、交流の場となっています。Wonderful Styleの掲げる目標は、「静岡県を日本で1番、人も犬も幸せに暮らせる街」にすること。愛犬家への啓蒙活動を推進するとともに、愛犬との共生を通じた地域活性化へ貢献していきます。
但馬の情報誌Ｔ２ （兵庫県/無料誌）
Ｔ２は「Ｔ」×「Ｔ」すなわち「但馬」×「但馬人」を意味しています。「人」と「人」、「地域」と「人」を結び付ける情報誌でありたい、そして地域を知り、先人の生き方に触れることで、“ふるさと但馬の確かな未来の姿”を次世代に残したい、そんな願いを込め制作し、但馬地域の全戸・約7万世帯に配布しています。読者に“旬の但馬”を伝え、但馬の未来をどう描いていくかを伝える「Tajima Design」、歴史や昔ながらの風情が残る路地をじっくり歩き、知らなかったその地の魅力を再発見する「裏路地探検」、その土地ならではの食材にスポットを当て、郷土の食を紹介する「IPPIN」、但馬を盛り上げる若きリーダーを紹介する「NEXT LEADER」、語り継がれる伝説や民話を紹介する「伝承の地を訪ねて」などの特集のほか、観光・イベント情報など、地域に密着した情報を発信しています。
シニアNavi おかやま （岡山県/無料誌）
創刊５年目。岡山のシニア世代へこれからの暮らしのヒント、地域の身近な情報をお届けする生活情報フリーマガジン。健康づくり、生きがいづくり、終活、また介護や福祉、お仕事情報など盛りだくさん！岡山在住のシニア世代の皆さんの健康寿命を少しでも延ばしたい！という強い想いで編集しています。
くるとん （山口県/有料誌）
山口県東部（岩国市、周防大島町、柳井市）にある小さな集落を特集して巡る超地域密着有料誌。「わが町」の本として喜ばれ、「長年住んでいるのに知らなかったことがいっぱい！」と驚かれています。 主人公は誰も知らない市井の人たちですが、どの人生にも山あり谷あり奇跡あり。読者と等身大の人たちの人生を知り、励まされる。そんな地域の人たちの「心の糧」を目指しています。 広告はゼロ。記事に載った人や特集地域に暮らす人がまとめ買いして、知人に配ったり売ったりしてくれる。そんなビジネスモデルが出来ています。