2015特別賞 授賞媒体

Lighthouse(ライトハウス) (アメリカ/無料誌)


1989年に創刊の、アメリカ在住日本人向け情報誌です。現在、ロサンゼルス、 サンディエゴ、シアトル/ポートランド、 ハワイの4地域で発行しています。特 集は「うるおい」(旅行やグルメなどの情報)、「課題解決」(アメリカの保険 やビザ、学費、 就職・転職などの情報)、「勇気・元気」(アメリカで頑張る 人インタビュー)の3本柱を軸に企画・制作し、読者の生活クオリ ティーを上げ るべく日々努力しています。 今回出品する特集は、8/1号掲載の「戦後70年 日系アメリカ人の肖像」。日系 アメリカ人の歴史を伝えられるのは、日本とアメリカの両方を強く意識して暮ら す日系移民の我々しかいない…という思いから、 戦後70年の節目に、戦争体験者 をはじめとする日系人の声をできるかぎり集めたかったのです。大文字の歴史は いくらでも歴史書に 書かれていきますが、日々を生きる個人の小さな声を集め ることこそ、生活に寄り添うコミュニティー誌の役割だと思っています。
審査コメント
アメリカで暮らす人、アメリカを目指す人の道しるべでありたい。
そんな想いから“ライトハウス(灯台)”と名付けられた、ロサンゼルスの生活情報誌『Lighthouse』。創刊638号目の2015年8月1日号での特別インタビュー特集“戦後70年 日系アメリカ人の肖像”は14ページにおよぶ誌面を使い、戦争を体験した日系移民や日系人リーダー、戦後70年を迎える日本とアメリカで刊行され話題となった小説『The Sun Gods 日々の光』の作家&翻訳家など総勢14名にインタビュー。その徹底した取材力に審査員一同「ぜひ国会図書館に入れてほしい」とコメントが出たほどの力作が評価され、特別賞を受賞です。メディアとしての使命感あふれる特集に敬服いたしました。
受賞の喜びの声
このたびは、栄えある「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2015」において「特別賞」をいただき、誠にありがとうございます。評価していただいた「戦後70年
日系アメリカ人の肖像」は、戦後70周年の節目に、アメリカ各地に住む戦争体験者をはじめとする日系アメリカ人の方々の声を集め、しっかり後世に語り継いでいきたいという思いで制作した特集です。それに対して「特別賞」を
いただいたことは、非常に嬉しいのと同時に、身が引き締まる思いでいっぱいです。また、インタビュー協力者の方々なしには成立し得なかった特集ですから、彼らにもこの場を借りて深くお礼を申し上げたいと思います。今後もこの喜ばしい受賞をモチベーションにして、「勇気・元気」(アメリカで頑張る人の今を伝える)、「うるおい」(旅行やグルメなどの情報)、「課題解決」(アメリカの保険やビザ、学費、
就職・転職などの情報)の3つのテーマをぶらすことなく、アメリカに住む日本の方々に有益な情報を提供すべく邁進してまいります。
(Lighthouse編集長 東條憲太郎 さま)